柿渋
2008 6月 25th
先週、主人が挽いた床板を大工さんが8畳間に敷いてくれました。製材所で作られる板は、ゆがみや反りを取るために、10回以上機械にかけるそうです。そんな事をしていない我が家の板は、当然の事ながらデコボコです。(笑)そこで、細かい隙間を埋めるためにまず砥の粉を塗り、それからサンダーで磨きあげました。次は塗装です!
荒い板なので濃い目の色がいいだろうということで、墨汁と柿渋を混ぜたものを何回も塗り重ねました。残っていた砥の粉にうまく染料がのらず、砥の粉を取る為にもう一度サンダーをかけ直すというアクシデントがあったものの、電気カンナの筋でボコボコになったところも、まるで馬車の轍の跡のような、時代を感じさせる仕上がりとなりました。これを味とみるか、キズと見るかは、微妙なところではありますが・・・。まるで古い学校の床のようだと、本人たちはご満悦です。
1件のコメント »
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すごくいい味出てますよ〜。
柱をこういう感じで床にしてもいいんですね〜、楽し!(笑)
柿渋と墨汁、一度やってみたいと思ったんですが、
こういう感じになるんですね、とても好きです。
コメント by 小作オカッツ — 2008/6/28 土曜日 @ 11:59:04