水仙
2008 3月 10th
庭に水仙の花が咲いている。春になると必ず顔をのぞかせ、美しく咲く水仙。両親の住む相模原では、まだ花は咲いていないそうだ。葉っぱもまだ小さく、両親に言わせれば『やっぱり豊橋は温かいのね』ということらしい。そういえば岡崎や名古屋で雪が降っても豊橋で降ることはめったにない。春の訪れが早いにこしたことはないが、雪はもうちょっと積もってほしいと、雪ではしゃぐ子供ではなくなったものの心の片隅で思っている自分がいる。
7年前、九州に住む主人の両親から送ってもらった水仙の球根。毎年毎年、この季節になると同じ場所から顔をのぞかせ、花を咲かせる。シンと張りついた寒さの中にも春のまどろみを感じながら、せっせと球根を掘り起こし送ってくれた九州の両親を思い出した。
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