2008 8月 24th

あかり

電灯あっという間に秋がやってきたようで、ずいぶん涼しくなりました。今こうしてブログを書いていても、耳を澄ますとコオロギや鈴虫の鳴く音が聞こえます。
こうなってくると楽しいのが灯りです。我が家には越してくる前から備え付けられていた古い電灯があります。先日、主人の親友Yさんから頂いた後藤照明株式会社の硝子の電灯がなんとそれとそっくり。前からあるものは硝子の笠に金属の縁取りがしてあり、娘に言わせると『兜の模様みたい』で、男性的な凛々しさを感じます。一方いただいた硝子の笠はあくまで柔らかい女性的な温かみを醸し出しています。
いろいろなワット数の電球を買ってきて、これがいいかなあれがいいかなと思案しては楽しんでいます。

2008 8月 23rd

深造の森

深造の森の小道にて先日、佐久間の山の『深造の森』に、お誘いを受けて遊びに行ってきました。その名の通り深い山に入り林道を抜け私道に入ってからさらに車で15分ほど入ったところに、その家はありました。がっしりとした昔からの造りで、土間とかまどのある家です。縁側に座ると庭の先はスポンと抜け落ちており、まるで切り取られた絵のように空が広がっています。そちらで岡崎のお寿司屋さんがその場でお寿司を握ってくれたんです!おいしい空気と美しい風景、素敵な人々と心のこもったお寿司のおもてなし。なんともぜいたくな時間を過ごさせてもらいました。
帰ってからも心浮き立ち、我が家も早く人を呼べるよう(とっくにいっぱい来ていますが)にと、片づけに精を出している今日この頃です。

2008 8月 2nd

焼きトウモロコシ

焼きトウモロコシ昨日は庭の片づけをしました。材木を切り揃えて薪を作りながら、端材や庭にうずたかく積まれたゴミ(木片)を燃してしまおうと火を入れたところ、火の勢いが強かったのかあっという間に燃え広がってしまいました。火事になってしまわんばかりにの勢いに、あわてて水をかけながらの焚き火(と言っていいのかどうか!?)となりました。おかげで狭かった我が家の庭は、手伝いに来てくれている両親の草取りの成果も重なり、ぐっと広く快適になりました。火の勢いの収まった焚火の灰でトウモロコシを焼きました。子供たちが皮をむいてアルミホイルで包んだトウモロコシを、灰に埋めて5分後に取り出し完成!ちょっと焦げ目もついて甘くって!最高のおやつでした。

2008 7月 15th

引越し

いよいよ引越しが終わりました。
7月にはいってからの2週間あまり、ずっと牟呂町と嵩山町の往復をしていました。いやあ、9年という歳月でたまりにたまった荷物の多いこと多いこと!持って行く物、捨てる物。分けるだけでも大変なのに、捨てるものはさらに分別しなければならないのです(泣)。分別をしていて思ったことは、どう分別していいのかわからないものが多いなあということでした。いろいろな素材が混ざったもの、何の素材でできているかわからないもの・・・。ごみを減らすために分別はもちろんのこと、ゴミにならない、出さない素材を利用していくということを、消費者・国・企業が一体となって考えていくことが必要なのではと思いました。
とにかく牟呂での片付けは終わりました。今度は嵩山の家の片付けです!今は荷物がごちゃごちゃになっていて見るも無残な状態ですが、一つ一つ部屋が出来上がっていくのは、うれしいものです。じっくり取り組んでいきたいと思います!

2008 6月 25th

柿渋

墨汁+柿渋先週、主人が挽いた床板を大工さんが8畳間に敷いてくれました。製材所で作られる板は、ゆがみや反りを取るために、10回以上機械にかけるそうです。そんな事をしていない我が家の板は、当然の事ながらデコボコです。(笑)そこで、細かい隙間を埋めるためにまず砥の粉を塗り、それからサンダーで磨きあげました。次は塗装です!
荒い板なので濃い目の色がいいだろうということで、墨汁と柿渋を混ぜたものを何回も塗り重ねました。残っていた砥の粉にうまく染料がのらず、砥の粉を取る為にもう一度サンダーをかけ直すというアクシデントがあったものの、電気カンナの筋でボコボコになったところも、まるで馬車の轍の跡のような、時代を感じさせる仕上がりとなりました。これを味とみるか、キズと見るかは、微妙なところではありますが・・・。まるで古い学校の床のようだと、本人たちはご満悦です。

2008 6月 19th

床板

丸鋸で梁を切る今日は床板作りのお話を・・・。
豊川の100年前建てられた家の梁をもらってきた話は、以前したと思います。その梁を使って、床板を作ることになりました。
まず、丸鋸で15ミリ幅に切り込みを入れます。そしてひっくり返して、反対からも15ミリ幅に切り込みを入れます。するとちょうど真ん中で切れ目が合わさって、厚さ15ミリの板ができるということなのです。
ですが、ぴったり切れ込みを合わせるのは至難の技で、必ず段差ができてしまいます。そこで、電気カンナをかけて、平らにしていくという作業をしました。
朝から晩まで3日かけて、8畳分の床板と根太を作りました!お疲れ様でした。

2008 6月 16th

セメント

セメント塗り比べここ数日間、壁塗り作業と床板作りで、ぎっちり作業してました。
今日は壁のお話を・・・。
壁は、ラスカットという板を大工さんが張ってくれたので、そこにセメントを塗りこんで平らにし、そこへ漆喰を塗っていくことになりました。
セメントは重たいしざらざらしているし、とても大変でした!インスタントセメント(砂が混ぜ込んである)を水でとくのですが、やわらかすぎるとぼたぼた落ちてくるし、堅いと塗るのに力がいるのです。
壁全体にざっと塗りつけたら、分厚くならないように、余分なセメントをそぎ落とします。そして表面をならして、滑らかにします。が!この仕上げの『なめらか』ということが、よくわかっていなくてザラザラのまま固めてしまい、後で漆喰をぬるときに泣きを見ることになるのです!見てください!写真の下半分が始め塗ったところ。上半分が一番最後に塗ったところです。ぜんぜん違いますよね。
これは漆喰を塗り始めて初めてわかりましたが、ざらざらだと、塗るときにポロポロとセメントがが落ちてきて、非常に塗りにくいのです。薄く塗ろうとすると、黒いぽつぽつも見えてしまうので出来栄えも悪いですしね。ということで、漆喰は重ね塗りをして、厚めに塗ってコテ跡をつける(というよりも付いてしまう)という形になりそうです。
まだまだ塗り続けなくてはいけません。道は長いです。

2008 6月 16th

階段ダンス

階段ダンス岡崎のMOJOで購入した階段ダンスを設置してみました。
かなり使い古されていて、いい色になっています。上る時、ちょっとギシギシいいますが、それもまたグー。がっしり作られているので、安定感はバッチリです。タンスのひきだしも、大きさが様々で、何をどこに入れようかと迷ってしまいます。どこに何を入れたか忘れないよう、工夫しないといけませんね。

2008 6月 11th

カエル嵩山の家の裏は、山になっていて、その山肌からいつもチョロチョロと水が湧き出ています。その水は、家の脇を流れ池となっています。その池には、イモリや沢ガニが生息していて、子供たちのいい遊び相手になっています。昔は、この湧水がとても豊富で、食事もお風呂も、すべて賄っていたそうです。ところが、山の木が大きくなって、水をよく吸うようになったこと、山の両脇を削ってしまったことなどが重なって、今では申し訳程度にチョロチョロ流れるだけになってしまったそうです。
池の水もずいぶん減って、冬になると湧水が止まり枯れてしまうということで、今回池を狭めて、流れのある小川を作ろうと思っています。
その池に、今日カエルを発見しました。大きい蛙と小さい蛙。少し池を残しておこうか・・・と、思案中です。

2008 6月 9th

壁塗り

漆喰下塗り昨日は台所の壁塗りをしました。床が濃い色なので、壁は明るい白。ということで漆喰をチョイス。なにせ初めての経験で、壁塗り経験者もいなかったので、ホームセンターで出来上がった(ねってある)漆喰を購入。マスキングテープをペタペタはって、隅のほうから丁寧に塗りつけていきます。初めはドキドキしながら、少しずつ塗っていくのですが、だんだん大胆になって、べったり山盛りスイスイ塗っていきます。こては嵩山の家の納戸に置いてあるものを使いました。大きい物、小さい物、ハート形の物、木製の物。場所によって使い分けたり、子供の小さいものを持たせたり・・・。でも、子供にやらせたのは失敗で、新聞紙の敷いてある床に漆喰をぼとぼと落とし、それを踏んだ足であの床板の上を歩き!!! 素早く拭き取り、事なきを得ました。こんな道具
それにしても、楽しい!壁塗はかなり楽しいです!ぜひ皆さんも体験してみてください!
後日、本塗と仕上げをしたいと思っています!