食
深造の森
先日、佐久間の山の『深造の森』に、お誘いを受けて遊びに行ってきました。その名の通り深い山に入り林道を抜け私道に入ってからさらに車で15分ほど入ったところに、その家はありました。がっしりとした昔からの造りで、土間とかまどのある家です。縁側に座ると庭の先はスポンと抜け落ちており、まるで切り取られた絵のように空が広がっています。そちらで岡崎のお寿司屋さんがその場でお寿司を握ってくれたんです!おいしい空気と美しい風景、素敵な人々と心のこもったお寿司のおもてなし。なんともぜいたくな時間を過ごさせてもらいました。
帰ってからも心浮き立ち、我が家も早く人を呼べるよう(とっくにいっぱい来ていますが)にと、片づけに精を出している今日この頃です。
鳥の巣
今日は牟呂からお友達が遊びに来るということで、魚や肉、野菜をアルミで包んで、焚火に放り込んじゃえパーティーをしました。ということで、昼間主人や子供たちと庭の片づけです。近くの川まで出かけて石を拾ってきて、焚火のまわりをぐるっと囲みます。気になりながらもほったらかしになっていた、納戸の壁の錆びた工具たちもすべて撤去しました。細かい端材を燃やしながら作業をしていると、鳥の巣を発見!見事な造形美にうっとり。カギ置きにしようかしら、それとも照明にしようかしら・・・。
今日海で釣ってきたという魚もいただいて、さばいて塩をかけアルミで丸めてポイ!とりにくは、ニンニクとオリーブオイル、お酢とお塩で味付けて、アルミで包んでポイ!ナスも包んで焼きなすに。ご飯とトン汁と一緒に、おいしく頂きました。子供たちは、花火と虫取りを楽しみ、最後は火遊び(焚火)までして大満足。やっと寝付いて、これからやっとゆっくり大人の時間です。
旧姫街道
今日嵩山の旧姫街道沿いの川で、沢ガニをたくさん捕まえました。牟呂のお友達が遊びに来てくれたので、みんなで川遊びに行ったのです。今日も暑い一日でしたが、旧姫街道に入るとすぐひんやりとした空気に包まれ、川の水も冷たくて涼を取ることができました。始めは、ちょっとした川のくぼみに滑り台のように岩を滑って入り込む遊びをしていたのですが、そのうち沢ガニを捕まえはじめ、あっという間に虫かごいっぱいになってしまいました。以前から沢ガニをから揚げにして食べれるということは知っていたのですが、なかなか勇気が持てず実行していませんでした。でも今日は、みんないるし、たくさん捕まえれたし、から揚げにしてみよう!と盛り上がり、料理するにいたったのでした。
料理の仕方はいたって簡単。そのまま揚げて、塩を振るだけ。もしかしたら春のサワガニの方が脱皮したてでおいしいのかなあと言いながら、勇気を出してパクリ!うん、おいしい!大きいものより、少し小ぶりのものの方が食べやすかったですが、パリパリしていて香ばしかったです。
焼きトウモロコシ
昨日は庭の片づけをしました。材木を切り揃えて薪を作りながら、端材や庭にうずたかく積まれたゴミ(木片)を燃してしまおうと火を入れたところ、火の勢いが強かったのかあっという間に燃え広がってしまいました。火事になってしまわんばかりにの勢いに、あわてて水をかけながらの焚き火(と言っていいのかどうか!?)となりました。おかげで狭かった我が家の庭は、手伝いに来てくれている両親の草取りの成果も重なり、ぐっと広く快適になりました。火の勢いの収まった焚火の灰でトウモロコシを焼きました。子供たちが皮をむいてアルミホイルで包んだトウモロコシを、灰に埋めて5分後に取り出し完成!ちょっと焦げ目もついて甘くって!最高のおやつでした。
今日は床板の写真を撮ってきました。
前回同じ幅に切りそろえられた床材は、厚さが材によって違いました。そこで大工さんが一枚一枚、サンダーをかけて厚さをそろえて張り合わせてくれました。表に出ている部分は、昔天井として1階から見えていた部分で、囲炉裏で燻されていい色になっています。囲炉裏のすぐ上と、離れた部屋では、燻され方が違い、色も違ってきます。また、面取りも4人でやったので、人それぞれ面取りの深さが違っています。『ここは私が削ったところ!』 そんな手作り感満載の床が出来上がりました。
素材は松の木。松は油が抜けると、割れやすいそうなので、ぬか袋で磨き上げていこうと思っています。家族みんなで1日10分、磨きタイムを組もうかしら?
豊川でもらってきたかまどでお湯を沸かし、おうどんを作ってみんなで食べました。鶏肉と玉ねぎだけのシンプルうどん。主人が作ってくれました。おいしかったです。ご馳走様!
どくだみ
うちには花瓶がありません。
花を生けることもほとんどありません。
花はすぐ枯れてしまうから・・・。
お手入れが下手なんですね。
そんな私がこの季節になると、うちにも素敵な花瓶があったらなと、活けてみたくなるのがドクダミの花です。独特の飾らない白いその花が、どこか私の心を揺り動かします。
ですが、今日はその花の咲いてしまわないうちに、ということで、庭のどくだみを刈り取ってしまいました。ドクダミ茶を作るためです。花の咲く前に摘んで軒下にぶら下げ、よく乾燥させます。乾燥したところで刻んで、お茶にするのです。白い蕾がふっくらといろどりを加え、開花の予感で打ち震えています。今日から雨が始まったら、一気に花開かせるであろうそのエネルギーを、もったいないような気分になりながらもお茶に込めさせてもらうことにしました。ありがたく頂こうと思います。