嵩山(すせ)
池
嵩山の家の裏は、山になっていて、その山肌からいつもチョロチョロと水が湧き出ています。その水は、家の脇を流れ池となっています。その池には、イモリや沢ガニが生息していて、子供たちのいい遊び相手になっています。昔は、この湧水がとても豊富で、食事もお風呂も、すべて賄っていたそうです。ところが、山の木が大きくなって、水をよく吸うようになったこと、山の両脇を削ってしまったことなどが重なって、今では申し訳程度にチョロチョロ流れるだけになってしまったそうです。
池の水もずいぶん減って、冬になると湧水が止まり枯れてしまうということで、今回池を狭めて、流れのある小川を作ろうと思っています。
その池に、今日カエルを発見しました。大きい蛙と小さい蛙。少し池を残しておこうか・・・と、思案中です。
壁塗り
昨日は台所の壁塗りをしました。床が濃い色なので、壁は明るい白。ということで漆喰をチョイス。なにせ初めての経験で、壁塗り経験者もいなかったので、ホームセンターで出来上がった(ねってある)漆喰を購入。マスキングテープをペタペタはって、隅のほうから丁寧に塗りつけていきます。初めはドキドキしながら、少しずつ塗っていくのですが、だんだん大胆になって、べったり山盛りスイスイ塗っていきます。こては嵩山の家の納戸に置いてあるものを使いました。大きい物、小さい物、ハート形の物、木製の物。場所によって使い分けたり、子供の小さいものを持たせたり・・・。でも、子供にやらせたのは失敗で、新聞紙の敷いてある床に漆喰をぼとぼと落とし、それを踏んだ足であの床板の上を歩き!!! 素早く拭き取り、事なきを得ました。
それにしても、楽しい!壁塗はかなり楽しいです!ぜひ皆さんも体験してみてください!
後日、本塗と仕上げをしたいと思っています!
床板
お久しぶりのブログです。今日は豊川からもらってきた天井板を製材しました。
本当は大きい板のまま床に張りたかったのですが、そりが激しかったので細く切って乱張りにすることにしました。買ってきた丸のこ盤を使って長男のお友達のパパ(大工さん)が切ってくれました。素人が切ると直角を出すのが難しいそうで、私は助手だけやらせてもらいました。豪快な音を立てて丸のこが回り、次々に細い板ができてきます。手伝いに来てくれた母が、切った板をカンナで面取りしていきます。今日は、ここまでやりました。
手前が、切る前の大きな板。右に積んであるのが、細く切った板。左に積んであるのが面取りしたものです。(見てもわからないですね)そして真ん中にあるのが、今日大活躍の丸のこ盤です!見てください!丸のこ盤の下に積もった、おがくずの山を!
リサイクルショップ MOJO
今日は岡崎にあるリサイクルショップ『SCRAPPER MOJO』に行ってきました。
主人が前から気にしていたお店で、古いかわいいものがたくさんあります。昨日、電気の傘を見に寄ったところ、素敵な階段箪笥と建具があったということで、私も一緒に今日覗いてきました。
ありますあります。千本格子の引き戸、レトロなガラス戸、夏に重宝しそうな葦戸・・・。水屋(食器棚)、医療棚、化粧箱・・・。もう書ききれないほどの古くてかわいい家具から、おもちゃ、今回はよく見れなかったけれども古着まで、ゆっくり時間があったらずっと楽しめそうなお店でした.
とりあえず、階段箪笥と気になる建具を取っておいて貰って、寸法が合うかを調べることにしました。ちょうどピッタリでありますように!
SCRAPER MOJO
岡崎市小呂町2-44
0564-21-4501
ぜひ一度覗いてみてください!
和箪笥
建具をいただいたお宅で、古い和ダンスもいただいてきました。相当古いもので、江戸時代?のものではないかと踏んでいます。なにせその和ダンスとともに、長持が4つも置いてあったのです!私は初めて生で観ました。時代劇に出てくるような、大名行列でえっちらこっちら運んでいるあれです。相当大きいのですが、桐でできていてずいぶん軽いものでした。全然虫も食っていなくて、さすが長持・・・と感心しました。主人などは、それを立ててクローゼットを作りたかったようですが、さすがに置く場所がないだろうと(何せ長い!)あきらめました。
でも全然痛んでいないので、桐のタンスの補修用に1ついただこうかと思っています。
そのほかにも、程度の良い桐のタンスが3つ、虫除け用の網戸棚(?)もあったので、またもらってこようと思っています。
そのお宅も15日ごろの解体に向けて、片付けの真っ最中です。2階がすべてかだづいた時点で1階の天井板(これが2階の床板にもなっている)と梁をいただきに行くつもりです。昔蚕を飼っていたということで、燻されてとてもいい色になっているのです。この板は、我が家の台所の床板になる予定です。
リフォーム進行中
お久しぶりのブログです。
嵩山の家のことでてんやわんやで、なかなか書き込めませんでした。
5月の2・3日はゴミ捨て、3・4日は床のはがしと風呂の壊しをしました。
まずゴミ捨て。4トンロングのトラックを借りてきて、3人がかりで取り組んだのですが、1日3往復して、やっと運び出しました。しかも門から玄関までがせまい坂道になっていてトラックが入らなかったため、まず荷物を荷台や乳母車に乗せて運び出し、それからトラックに積み込むという大仕事でした。北側の部屋の畳はボロボロになっていたので、一気にたたみもやっつけちゃいました。
次の日は、空になりつつも散らばっているものを集め、箒で掃いて次の日の解体に向けての準備です。私の両親も駆け付けてくれて、庭の剪定をしてくれました。
さて、いよいよ解体です。知り合いの大工さんも来てくれて、床をはがし始めます。あれよあれよといううちに、床下が見えてきます。私も見よう見まねで、はがそうとしたのですが、なかなかうまくはがせません。やっぱりプロは違うなあと感心した次第です。ということで、私のしごとは、解体して出た木材を外に運び出すことになりました。
北側の和室からは、何と昔の掘りごたつが出てきました。それを生かして、使おうかとも思ったのですが、断念して壊すことになりました。そこに竹炭を入れて、暖を取ったそうです。
そんなこんなで、解体も終わりました。あとは間取りを決めて、新たに床を張るのです。調律のお客さんのお宅で、100年たつ家を解体するというので、建具や建材をもらいに行くことになっています。すばらしい建具がたくさんあるそうです。また、アップします。